マッチングアプリ&出会い系アプリは若者から年配の方まで認知されている出会いのツールですが、やはりお互いが他人同士で気軽に出会えるということから、ごく一部では犯罪が発生するケースもあるんです。
今回はそんな出会いのツールにおいて、私が実際に体験した美人局について紹介します。
数年前、私はいつも使っているマッチングアプリや出会い系ではなく、少々マイナー系のアプリで女性を探していました。
まあいつも同じアプリばかり使っていたのでマンネリしていたからというのが理由ですね。
で、使ってみるとこれがモデル並みに綺麗な女性が多いんですよ。
【相手のプロフィール】
名前:りか(仮名)
年齢:22歳
カップ:Dカップ
職業:美容部員
彼氏:無し?
趣味:???
私はこの女性にターゲットを絞りました。
見た目が結構綺麗だし、スタイルも良さそうだったので、どうせ返事は返ってこないだろうと思いながら、メッセージを送信。
するとすぐに返信が。
「ラインやってなくてメールちょうだい!」
今時ラインやってない若い女が居るかよと思いながらも、とりあえず彼女のメールアドレスにメールを送信。
そこでしばらくやり取りをしていました。
仕事は化粧品売り場で働いている美容部員ということで、他にも顔写真を送ってもらったのですが、やはり綺麗でしたよ。
まあ、そこからラインを聞き出そうとするんですが、ラインは一度会ってからじゃないと教えられないと言われて、仕方なく諦めます。
メールでも良いんですが、タイムラグがあって面倒なんですよね。
とりあえずメールで他愛もないやり取りを続けて、数日後に会うことになりました。
というよりも相手から会おうと提案してきたんですね。
この時点でマッチング出会い系アプリとしてはかなり怪しいんですがね。
で、会う当日の夕方。
本当は家に連れ込む予定だったのですが、彼女が居酒屋に行きたいからその後○○君(私の名前)に行こうと言われたため、その通りにする私。
なので車では行けないため、公共機関を使って待ち合わせ場所の繁華街近くに到着。
約束の時間よりも10分くらい早く着いたのですが、既に彼女らしき女性が立っていました。
写真の通り、ミニスカのワンピースで、長身モデルのようなスタイルで顔もまだあどけなさは残るものの可愛いです。
「あ。遅いよ~」
なんて言われてまるで恋人同士的な乗りで既に私も浮かれ気分。
とは言え、伊達に20年以上も出会い系を使っていません。
愛想や社交辞令にはそう簡単には騙されませんよ。
てなわけで、パパ活の匂いがプンプンしてきたところで、早速居酒屋へ。
彼女が普段行かないような少し高級な海鮮系の居酒屋に連れて行きました。
「この鮎めっちゃうま~!」
鮎の塩焼きを食べて感動する彼女。
他にもマグロ、ブリ、タイの刺身やウニ、イクラ等々、美味しい海の幸が登場します。
彼女の給料ではなかなかこういうモノは食べられないようで、感動してましたね。
で、食べ物も一段落してきたところで、私は彼女に質問してみます。
綺麗で可愛いのに何でこんなアプリなんてやってるのかと。
「2か月前に彼氏と別れて出会いなくて、友達に教えてもらって始めたんだよね」
ありきたりな返しですね。
実際はパパ活とかやってるのかも聞いてみたんですが、それは絶対ないと。
お金は無いけど、その時はたまに夜のバイトをしているそうです。
若い子が小銭稼ぎでやるキャバ嬢的な感じですね。
彼女ならちゃんとやればかなり人気のキャバ嬢になれる気がするんですが、酒も飲めないし、今の仕事(美容部員)が夢だったから辞めたくないと。
見た目は派手目で男を騙してそうな子だったんですが、こうして話を聞いてみると性格も真面目で好印象でしたよ。
が、酒が飲めないと。
やはりある程度酔わせないとなかなか家やホテルに連れ込みにくいんですよ。
まあ会う前に居酒屋で飲んだ後は家に来るという約束はしていたんですが、約束して実際に飯の後はサヨナラなんてことはそれまで多々あります。
とは言え、私は初めて会う前からいきなり家で遊ぶ約束をしたりしますね。
これでOKしてくれる子は今までの経験では5割くらい居て、もし相手が私をタイプではなくても、連れ込めさえすればほとんどヤレるからなんです。
ただ、こうやって最初の出会いが居酒屋とかだと、その後に帰れる隙が生まれるんですよ。
そこが懸念する部分というわけなんですね。
・・・で、2時間程居酒屋で飲んで食って良い時間になったので、店を出ました。
一応家に行く約束してたので、黙ってタクシーに乗ろうとすると
「明日仕事早いからあんま時間ない・・・」
はい終了。
やはりモデル並みに可愛い子はそう簡単じゃないなと思い、タクシーに乗るのを諦め、駅まで送ることにしました。
ここで私は冗談交じりに、近くのホテルを指差して、じゃああそこでちょっと休憩して帰ろうかと言うと、
「え~・・・いいよ」
そこはOKなのかい!
まさかの急展開。
彼女は私のことが嫌だったのではなく、単に家に行くのが面倒だったのかもしれません。
とにかくモデル並みの彼女とラブホテルに直行です。
無事にホテルに着いて、手頃な部屋に入る二人。
いつもなら安い部屋に入るのですが、相手が何せモデル系美人ということで少々高めの部屋です。
まあこれからムフフなことが待っているんですから、安いもんでしょう。
しかもこのホテルではコスプレの無料貸し出しをやっていて、彼女に女子高生のコスプレをしてくれないかと頼むとあっさりOK。
さすがモデル系だけあってめちゃくちゃ似合っており、それでいてセクシーさもあります。
しっかりルーズソックスも履いてくれましたよ。
これで私は股間もマックス状態に。
なので、私は先にシャワーを浴びてくることにしました。
・・・数分後、私が頭を洗っていたところ
「おいごらぁあああああ!」
聞いたこともないような怒声が。
私は驚いて部屋を覗くと、そこには腕に刺青をびっしり施した如何にもな輩が。
はい終了。
しかもその時の彼女は困っている表情をしていたものの、特に何も言いません。
とりあえず私は急いでシャワーから出て着替えました。
「これ俺の彼女、言いたいこと分かる?」
美人局じゃねえかよ!
そう気付いた頃にはもう遅いです。
幸いまだ行為はしていないので、大人しく金を渡せば無事に帰れるでしょう。
ただ相手はかなり怒ってましたが、一人です。
外に仲間が待っている可能性もありますが、相手は40代後半くらいのチンピラ風のおっさん一人です。
なのでやり合えば十分勝てそうではあるものの、ヤクザの可能性もあります。
もしここで下手をすれば後々面倒になる可能性もあるんですよね。
なのでとりあえず私は何とか言い訳してその場をしのぎます。
結局10万払えということになったんですが、持ち合わせがなかったため、コンビニで下ろすと言うと、ようやく部屋を出られることに。
で、チンピラオヤジと彼女と一緒にホテルの外に出たんですが、幸いにも仲間らしき連中は居ません。
チンピラオヤジの車がホテルの目の前に路駐しているだけで、中にも誰も乗っていないようです。
とりあえずこのチンピラオヤジと一緒に近くのコンビニのATMに歩いていきます。
彼女はここでチンピラオヤジの車に乗りました。
終始困った顔をしていましたが、彼女は良い女優になれそうですよ、ええ。
・・・いざコンビニに着いて金を下ろします。
チンピラオヤジはコンビニ入口前で仁王立ちしながらこちらを見ています。
さすがにこれは逃げられませんよ。
仕方なく、下ろした10万円を渡そうとした瞬間。
全速力で逃げる!
「おい!こらあああああ!!!」
夜の街中を走って逃げる私。
当然相手も追いかけてくるんですが、やはり追いつけません。
40後半くらいのオッサンには無理でしょう。
一瞬で巻く私。
しかも繁華街なのですぐにオッサンは私を見失ったようです。
落ち着いたところでタクシーに乗り込む私。
急いで私の家に直行したんですが、その道中、後ろから黒い車が。
まさかのチンピラオヤジです(笑)
私はもう恐怖というよりも面白くなってきましたよ。
ここでタクシーの運ちゃんに事情を説明し、釣りはいらないから良いタイミングでドアを開けて逃がしてくれとお願いします。
で、交差点で止まった瞬間にタクシーを出て再び逃亡!
その後はさすがに巻けたようで、私はバレないように公共機関を使って無事帰宅。
家に着いて彼女にメールをしてみたんですが、やはりエラーになってましたね。
もちろんアプリでも彼女は退会になってました。
てなわけで、私のモデル美女との淡い思い出は一瞬で崩れ落ちました。
今回のような美人局的な出来事は、20年以上利用しているマッチング出会い系では一度しかないんですが、やはりマイナー系なアプリは危険ですね。
他のメジャーなものではこういうことは経験したことがないし、この手の美人局や業者的な人間は少ないでしょう。
ただゼロとは言い切れないので多少の注意は必要です。
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こういう女性は大体が相手から連絡先を教えてきたり、メールをしてきたりします。
マッチングアプリや出会い系を利用している女性は毎日多くの男性からメッセージが届くので、女性側からメッセージを送るのは稀なんですよ。
なのでその時点で怪しいということになります。
その点だけ気を付ければ、私のようなトラブルは絶対に起こらないでしょう。
実際にモデル並みの美女やセクシーなギャルなどが利用しているのは事実です。
今回の女性に関しては彼氏に無理矢理美人局をさせられたのか、単に居場所(追跡アプリとかで)を突き止められて乗り込んできたのか、真相は闇の中ですが、表情的に嫌々だったような気もします。
まあ、とにかく。
彼女達のような上物と出会いたければ私のように失敗を恐れずに数をこなすことが大切なんです。
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