マッチングアプリ・出会い系をネットで調べてみると、大体が「簡単にヤレた」とか、「めっちゃ可愛い子が来た」とか、上手くいっている体験談が多いです。
たしかにこの手のツールはそういう目的の女性も多いため、ナンパなどよりも成功率は高いです。
ただ、もちろん慣れていない人が使えば失敗することもあります。
そこで今回はマッチングアプリ出会い系でたまにある失敗体験談を紹介します。
その日はいつものように出会い系でヤレそうな女性を探していました。
いつもギャルっぽい子と会っているから、たまにはアイドル風でスタイルの良さそうな感じの子が良いなと思い、それっぽい子をHAPPYMAIL(18禁)で検索していたところ・・・
まさにアイドル並みの可愛さとエロボディを強調した子を発見！
（実際は一人で写ってましたが、ビキニ姿の自撮りでした。）
詳しいプロフィールは書かれていなかったんですが、明らかに胸はFカップ以上はあるし、太ってもいなく、痩せすぎてもいない、程よい肉付きで正に男の理想の体型。
これは何としてもヤリたいと思い、メッセージを送ってみます。
詳しいプロフィールと得意の詐欺写メを添えて、良かったらラインから仲良くしませんかとラインID付きで送ります。
すると
「メールありがと！今からラインするね！」
来た！！！
正直サイト内の個別メッセージはそこそこポイント消費されるので、完全に脈ありでない場合は、面倒なやり取りは抜かしていきなりラインIDを送ってラインしてくれることを願います。
その場合はやはり警戒されて無視される可能性も高いんですが、こうしてたまにラインしてくれる子も居るんです。
しかもそういう女性は警戒心が低く、その後はムフフな展開に持っていきやすいと。
てなわけで、ライン交換した私は彼女と数日間ラインでやり取り。
彼氏が居ると言われて正直萎えましたが、上手くいっておらず、別れたいとのことだったので、これならばイケるでしょう。
そう思い、会う約束を取り付けることに成功しました。
数日後の夜、待ち合わせ場所（スーパーの駐車場）に車で到着。
夜中だったので、周りは少し暗かったのですが、街灯があるので彼女が来れば分かるでしょう。
間もなくして遠くから彼女がやってきました。
（あれか？・・・何かフォルムが大きいな・・・）
何せ夜中なので、はっきりとは分からないのですが、どうも様子がおかしい。
こちらに向かってくる女性は明らかに体型がデカイんです。
写真の感じではムチっとしたグラドル体型だったんですが、ムチの度を超えてます。
『ズン・・・ズン・・・ズン・・・』
足跡が聞こえたとしたらこんな感じでしょうか。
というか完全に別人です。
これはヤバイか・・・
そう思った時にはもう手遅れ。
「こんばんわ～」
助手席のドアを何のためらいもなく開けて席に座る彼女。
顔を見ると引退した貴乃花です。
実際の写真は無いんですが、まさに親方。
そして顔には至る所にピアスが・・・
私の倍は体重がありそうなピアス塗れの彼女を見て、思わず車を置いて逃げ出したくなった私ですが、助手席に座られてはもう逃げられません。
しかも腹が立つことに彼女が少し不機嫌の様子。
まあ私も昔の詐欺写メを送っていたので、相手も同じようなことを思っていたのかもしれません。
・・・とは言え、もう考えていても仕方ない。
適当に飯でも食いに行って帰そうと思ったんですが、夜中だったため、ロクに開いている店も少ない。
繁華街に行けばあるんですが、親方を連れて歩きたくありません。
ドライブもガソリンの無駄。
家に着くなり、勝手にテーブルの前に座る親方。
記事冒頭のような地雷メイクでメンヘラチックな親方ですが、適当に話を聞いていると、中身も本当にメンヘラでした。
彼女は境界性人格障害という精神病で、いわゆる多重人格の持ち主でした。
もう一人の自分は「ひろし」という男。
何かの拍子でひろしになるようです。
別に障害を持つ女性を毛嫌いしているわけではありませんが、グラドルみたいな女性とヤレるかもしれないと意気込んでいたこの差をどうにかしてくれと。
彼女の話を聞いているうちに私の嫌悪感はやがて恐怖感に変わり、こうなったら今すぐにでも追い出そうとします。
・・・が、私がトイレに行っている隙に脱ぎ始める彼女。
ボンレスハムのような体型に引き気味の私が何しているのか聞くと、パジャマに着替えていると。
（泊まる気かボンレスハムが！）
「いや、明日仕事早いからもうちょいしたら送るよ」
そう言って誤魔化したんですが、彼女は家に帰れないと。
彼氏と同棲していて、暴力を振るわれていて、帰れないと。
しかも彼氏はヤクザだと言います。
（勘弁してくれよ・・・）
だからといってボンレスハムを泊まらせるわけにはいきません。
私は半ば強引に彼女を着替えさせて、家から追い出します。
ただ、相手の家が少し遠いため、夜中だったこともあり、さすがに歩いて帰すわけにはいきません。
しかも私の都合で会ってものの1時間も経たずに帰すんですから、私にも少々の罪悪感はありました。
なので、とりあえず彼女を私の車に乗せ、適当にコンビニで彼女にデザートをプレゼントし、家まで送ることにしました。
が、それでも彼女は帰りたくないと駄々をこねます。
（仕方ない・・・）
こうなったら強行手段です。
24時間営業のレンタルショップに連れて行き、DVDでも見て朝帰すと言って納得してくれました。
・・・と、ここで逃亡！
彼女の目を離した隙にレンタルショップに置き去りにして、車まで猛ダッシュ！
心臓バクバクで何とか家に無事帰還。
幸いそのレンタルショップは彼女の家から近いはずだったので歩いて帰れるでしょう。
ただ、気になるのが家バレしていることと、彼氏がヤクザだということ。
案の定その後は彼女から鬼着信。
当然無視を決め込んでいたんですが、翌日の着信で伝言が入っていました。
とてつもなく嫌な予感が・・・
「おら！！！てめえ、俺の女に手出してタダで済むと思ってんのか！？」
「今から家まで行くから待ってろや！！！」
親方の彼氏がヤクザかは知りませんが、かなり怒ってました。
しかも家バレしているため、本当に来る可能性があります。
まあ実際に彼女には手は出してないし、置き去りにしただけなので、来たら警察を呼べばいいかと開き直ってたんですが、その後、しばらくは彼女から着信があったものの、家のインターフォンが鳴ることはありませんでした。
（助かった・・・）
そう思ったんですが、数日後、車庫に置いてあった予備のスタットレスタイヤが盗まれておりました。
これは単なる偶然なのか、彼らの仕業なのかは知る由もありませんが、とにかくタイヤが盗まれたのは痛かった・・・
こんな感じで、詐欺写メや相手の本性をよく分からずにいきなり会うと、こういうことになることが極稀にあります。
まあ私は過去に数多くの女性と会ってきましたが、この手の失敗談は数える程度です。
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だからといって、闇雲にすぐ会おうとするのは少々危険でしょう。
だからできるだけ相手の写真は一枚ではなく何枚か見せてもらった方が良いです。
最初の段階で何枚も写真を要求するのは相手を不機嫌にさせてしまう可能性があるため、あくまでも自然な流れで要求しましょう。
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正直こんなセクシーな女性が来ると思っていたんですが、今回は私としたことが油断していましたね。
何せ初めて会うわけですから、念を押しても、思っていたのと違う女性が来る可能性はゼロではありません。
それであまりに酷い場合は対面する前に逃亡しましょう。
待ち合わせでどこに居るという会話になっても、先にこちらが相手を分かるようにするんです。
例えばこちらが車の場合は先に着いていたとしても、気付かれずに相手を車内から確認してから会うようにしてください。
そうすれば相手がもしデブスだった場合、そのまま堂々と逃げられます。
まあ常識的にブッチはあまり良くないことではありますが、私のような体験をしたくなければ、これが一番でしょうね。
とは言え、油断していると詐欺写メに騙される可能性はありますが、全くの別人が来るようなことは実際まずありません。
それでもマッチングアプリ出会い系で自分を綺麗に見せるための詐欺写メはあるんだということは認識しておいてください。
※今回失敗体験を紹介した出会い系サイト↓
『ハッピーメール』
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